制度の状況(2026年10月13日時点)
- ・制度構築方針は2026年3月27日に公表されました。
- ・★3・★4の要求事項・評価基準は2026年4月21日にIPAが公開しています(解説書は2026年10月頃の公開予定)。
- ・制度は令和8年度(2026年度)下期の開始を目指して準備が進められています。具体的な運用は2026年度に詳細化される予定です。
- ・内容は今後更新される可能性があります。最新の情報はIPAの公式ページで確認してください。
なぜ、SCS評価制度が注目されるのか
取引先を経由する攻撃への備え
制度は、対策が十分でない取引先を足がかりにした侵入などを念頭に、サプライチェーン全体の対策水準を底上げすることを目的としています。
共通の物差しで確認できる
発注者は、対応が望ましい段階(★3・★4等)を取引先に示し、★の取得有無を確認する使い方が想定されています。取得前でも、要求事項・評価基準をチェックリストとして使うことも想定されています。
受注者側の対策を明確にする
制度が対象として想定するのは、サプライチェーン企業(取引の受注者側)です。何をどこまでやればよいかが、評価基準として具体的に示されています。
SCS評価制度とは
「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」は、 経済産業省・内閣官房国家サイバー統括室の方針のもと、IPAが運営する任意の制度です。 セキュリティ対策の水準を★1〜★5の段階で示し、委託元・委託先の双方の負担を減らしながら、 サプライチェーン全体の対策を高めることを目的としています。
合格基準は、★3・★4とも原則としてすべての評価基準への適合です。 点数や順位を競う格付けではありません。
- ・正式名称:サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度
- ・所管:経済産業省・内閣官房国家サイバー統括室/運営:IPA
- ・申請の単位:法人または個人事業主(適用範囲を定めて、事業部単位などで申請することも可能)
- ・点検の構成:大分類7(ガバナンス・取引先管理・リスク特定・防御・検知・対応・復旧)
本サイトの使い方
- 1点検の範囲を選択(★3のみ/★3+★4)
- 2評価基準ごとに「満たしている/一部・不明/満たしていない」を回答
- 3未充足の評価基準が何件あるか、要求事項ごとに確認
- 4大分類ごとのバランスをレーダーチャートで確認
- 5未充足の項目を、公式の番号つきの一覧で確認し、印刷・PDF保存
評価レベル ★1〜★5
★1・★2は既存の SECURITY ACTION(一つ星・二つ星)を参照します。★3以降が本制度の評価レベルです。 上位の段階は下位の内容を包含するため、★3を取得していなくても★4を取得できます。
| レベル | 評価方法 | 概要 | 有効期間 |
|---|---|---|---|
| ★1 | SECURITY ACTION「一つ星」(自己宣言) | 「情報セキュリティ6か条」に取り組むことを宣言する | - |
| ★2 | SECURITY ACTION「二つ星」(自己宣言) | 自社診断(25項目)を実施し、情報セキュリティ基本方針を策定・外部公開する | - |
| ★3 | 専門家確認付き自己評価 | すべてのサプライチェーン企業が最低限実装すべき対策(要求事項26件・評価基準81件) | 1年 |
| ★4 | 第三者評価(評価機関の審査+技術検証) | 標準的に目指すべき包括的な対策(要求事項43件・評価基準153件) | 3年 |
| ★5 | 第三者評価(想定) | さらに目指すべき高度な対策。内容・開始時期は令和8年度以降に検討される予定 | 未定 |
※ 本サイトの自己点検は、★3・★4の評価基準に沿った非公式のものです。公式の評価・登録ではありません。
出典と更新情報
最終確認日:2026年10月13日
- ・★3・★4 要求事項・評価基準(IPA、2026年4月21日公開)
- ・SCS評価制度の詳細情報(IPA)
- ・サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度に関する制度構築方針(経済産業省・内閣官房、2026年3月27日)
- ・SECURITY ACTION(IPA)
設問は、公式の要求事項No.・評価基準No.・★3/★4の区分をそのまま使い、文言を平易に要約・言い換えたものです。 公式資料との番号・区分・件数・数値の一致は、自動で照合しています。 正式な文言と最新の内容は、必ず公式資料でご確認ください。